2012年1月24日火曜日

アクティビティの地図表示で自宅やオフィスを隠せるようになりました

先日追加したアクティビティ投稿機能はGarminのファイルを取り込むことで、走行ルートを地図やグラフ表示することができます。自分がどこへいったのか?どのように走っていたのか?を知るためにとても有用です。

しかし、位置情報というのはとてもデリケートな情報で、例えば、通勤時のファイルを投稿すると、自宅や職場などが一目瞭然となってしまいます。

今回のアップデートで、プライバシーに関わる位置を指定することによって、地図表示されるルートの一部を非表示できるようになりました。位置の指定はアカウント設定から行います。

プライバシータブのフォームに、住所、その名称、隠す範囲を入力してください。正しい住所でなくとも「代々木駅」などランドマークのような文章で大丈夫です。

設定すると地図上に円が表示されます。この円が走行ルートから除かれる部分です。


設定後、ルート情報を確認すると…


それとなく隠されていることが解かりますね。

このルートの正確なスタート地点は東海大東京病院なのですが、代々木駅を中心に直径1,000mほど隠しているため、参宮橋よりの高速脇からスタートとなっています。

走行データのサマリは全てのデータを処理しているので、距離や時間はルート全体を対象として計算しています。グラフ表示も同様です。

これまで、Garminのログファイルを共有しようとすると、あらかじめ自宅やオフィスを取り除いたりするための加工が必要で、手軽に利用しづらいものでした。MyBike.JPではプライバシーに関わる任意の場所を設定しておくことで安心して利用することができます。

試験中で一部のユーザに限定した機能ですが、近日中にすべてのユーザに公開予定です。

Happy riding!

2012年1月11日水曜日

アクティビティ投稿機能を追加しました

いささか旧聞になりますが、アクティビティファイルの投稿機能を追加いたしました。

高性能なサイクリングコンピュータには、走行時のデータを記録する「データロガー」機能が備わっています。GarminPolarSRMCycleOps(PowerTapに付属する小さくて黄色い箱)などが代表的なロガー製品です。日本国内ではGarmin Edgeシリーズの日本語版も販売されており、特に馴染みの深い製品と言えるでしょう。

今回MyBike.JPに追加した機能は、Garmin製品に採用されているFITファイル、TCXファイルの取り込んでウェブ上に描画するもので、具体的に書くと、走った場所やそのときのケイデンス、速度などを知ることができます。

百聞は一件にしかずですから、まずはスクリーンショットを御覧ください。


画面上側がデータを表すグラフ、下側が走行の軌跡で、右下にはサマリが表示されています。自分がどのように走ったか一目瞭然ですし、どんな道を走ったのか友達にも紹介しやすいでしょう。

この機能はまだいくつか調整が必要なため、限られたユーザにのみ公開しています。利用可能なユーザは、画面丈夫にグリーンのチェックマークアイコンと、ファイルアップロードという新しいリンクが表示されていることと思います。

もしこの機能の利用を希望される方は、MyBike.JPのアカウントを添えて以下のいずれかの方法でお問い合わせください。
  • info@mybike.jpにメールする
  • Twitterで @MyBikeJP にmentionする
  • Twitterでハッシュタグ #mybike をつけてつぶやく

また、動作確認済み機種・ファイルは次のとおりです。
  • Garmin Edge 500 firmware version 2.80
  • Garmin Edge 800 firmware version 2.40
  • Garmin Edge 705
  • Garmin ConnectよりダウンロードしたTCXファイル

「走った記録」を楽しく共有できるような仕組みを継続して考えていきたいと思います。

Happy riding!